ガラクタ・パーカッション(リサイクル楽器)2

***** つづき *****
11.くるみ かなり本物の楽器に近い雰囲気が出ます。民族楽器では木の実がよく使われますが、穴をあけてひもを通して・・・ってなかなか大変なので、袋にいれて振るとよく似た音が出ます。暖かい音です。
12.ピスタチオ くるみと意味は全く同じです。木の実が小さい分、音が高いです。
13.シェーカー よく知られているマラカスと同じもの。マラカスはマラカの実で作るので複数形でマラカス。アフリカではアサラトというよく似た楽器があります。シェカーというのは「振るもの」と言う意味で、粒状のものを入れて振る楽器のこと全般をさします。これは空き容器に灰皿の脱臭剤を入れました。
アサラト / 持ってるところ
14.パック ちょっと見せるのが恥ずかしい・・・でもこれが好きっていう友達がいたので、まあ、出して見ようかって。冷凍コロッケの容器に輪ゴムを巻いただけ。でも案外容器の材質で音がいいのやら悪いのやらあります。
15.
紙カリンバもどき
これもばからしいような・・・捨てがたいような・・・?歯間ブラシの入っていたものを捨てようと思ったら、ボール紙がカリンバのキイに見えたのではじいてみたら、ちょっと音が鳴ったのでうれしくなったのです。
16.四角い缶 カウベルって楽器をまねてみました。四角い形は丸いものよりも響き過ぎずコンという音がします。叩く棒はペンギンの消しゴムのついた鉛筆キャップです。
17.コースター 本物のコースターです。そのまんまです。材質のせいかとってもきれいな音がします。2枚を片手にもってカスタネットみたいに使います。
18.ビヨヨ〜ン コーヒー豆の空き缶とファーストフード店でもらうスプーン。片手で蓋に乗ってる方を押さえて外に出てる方をもう片手ではじきます。外に出る部分を短くすると音は高く、長くすると低くなります。関西の人だったら横山ホットフラザーズの「おまえはアホか」というのこぎりの芸を想像してくださったら、雰囲気がわかります。
19.
shoppingbag drum
私が一番初めに作った楽器です。大きさ比べにペットボトルを置いています。大きな時計の枠にビニールをガムテープで張りました。このビニールの材質を探すまでと、ピッと張るコツにいたるまでが、苦労話です。このビニールに行き着くまでにはラップを張っていました。これもいい音します・・・が、破れやすいです。太鼓をたたくときは、指の腹を使います。指を立たせてはいけません。これは本物の太鼓でも同じです。枠に近い部分が甲高い音がしてきれいです。
20.
ロイドバケツ
バカな楽器が続いたので、締めくくりは堂々と!!ロビンさんのサイン入りバケツ!!1.5リットルのペットボトルは大きさ比べ用です。バケツの底を太鼓代わりにたたきます。ロビンさんも「いい音がする」って気にいってくださいました。

かなり本物に近い民族楽器作るための参考本

「民族楽器をつくる」
関根秀樹 著/ 創和出版/ ISBN4-915661-29-6/ \1500

「母と子の民族楽器づくり」
藤原義勝 著/ 美術出版社/ ISBN4-568-36014-5/ \1900

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