◆エコフェスタかんさいにも出演しました・・・
1998.9.27
リサイクル楽器を作る時のヒント: 音はどうやって出るのか?を考える 音というのは「空気の振動」で、楽器は「共鳴(増幅)」です。どうやって振動させるかを考えることで、物をどう使うかが変わってきます。
ここに載せているものの他、ダンボール箱を手でたたく・ビンを金の棒でたたく・お盆を手でたたくなどいろいろできます。
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1.キュッキュ棒 | 部分的拡大写真 |
長さ約35cm。でも、長さと音は関係ないと思います。木の材質は硬い。元はマガジンラックの持ち手。捨てる時に持ち手をはずし、丸い棒は貴重なので残しておこう・・・ネジも一緒に・・・と思ってネジを回したら、鳥の鳴くような音がしました。本当の楽器があるのですが、名前を知りません。 本当の楽器の写真が手に入りました。(2001.10.22.) 名前は「バード・ホイッスル」 金の部分を木の中に押し込んで回すと鳥の声みたいな音が出ます。 |
2.缶カリンバ | 私の知り合いが教えてくれました。プルリングをはじくと、カリンバみたいな音が出ます。弾いている内にプルリングが取れてしまうので、缶を入れ替えなくちゃいけません。スチール缶がいい音です。ジュースを飲んでる時に一口飲んでペコってはじくのも楽しいです。 | |
3.ポンピー | 空になったので捨てようとシャンプーのポンプを洗っていると、ピポピポと音がしましたので、大切においています。他のポンプでは音がしません。これもどこのメーカーなのか・・・?もうわかりません。 | |
4.ギリ | ギロっていう楽器の発展形です。竹に切り込みを入れて表面をギザギザにして、木の棒でこすると同じものができます。でもそれだと、一度こすったらこっちへ戻ってくるまで音は出せません。ギリギリした音を連続して出したかったので丸い物を探していたら、アイスクリームのカップがありました。棒はフランクフルトの棒です。 | |
5.ポンガトン | フィリピンの楽器「トンガトン」のまねです。本物は竹の筒を石の上に落として、獅子おどしみたいな音を出します。何人かで違う音の竹を鳴らします。これは布を弾いた洗濯板の上に長さの違うペットボトルを落として音を出します。落ちる一瞬、手を離すときれいに響きます。 | |
6.カバサ | 部分的拡大写真 | 本物はブラジルの楽器。楽器屋さんで見てまねました。ラップの芯に冷凍うどんのアルミ鍋の側面を巻いて、その周りに数珠玉の実を糸でつないだものを巻いています。少しゆるめに巻いて、数珠玉がアルミ鍋のまわりを回るように音を出します。ラップの芯で音が増幅されます。数珠玉でなくてもくさり状のものでもいいです。 |
7.シェケレ | カバサと同じ種類の楽器で、アフリカではシェケレと言います。本物は人間の頭くらい大きいひょうたんの周りに丸い木の実?を通してひもを編んでいます。持ちやすいようにひょうたんの口の部分は細く育てるそうです。私はそんなに大きいひょうたんが手に入らないので、これは10cmくらいのひょうたんに10cmくらいの棒をつけて持ち手にしました。丸いのは木のビーズ。子供のおもちゃです。編み込むのはちょっとしんどかったです。 | |
8.チャコッシ | プルリングだけでもシャラシャラとかわいい音が出るので、集めてみました。麦茶用の茶こしに入れて振って音を出します。茶こしの大きさは手のひら大です。 | |
9.リングリング | 部分的拡大写真 | チャコッシと同じ意味です。かそけき音しか出ませんが、ちょっとかわいいです。くさりはキーフォルダーかもしれません。100円コーナーで買いました。長さ約20cm |
10.すず | インドの楽器で鈴をいっぱいくっつけた帯状のものを足首に巻くものがあります。踊るときに足を蹴るとしゃんしゃんと音がなります。それをまねしました。幅広のゴムひもにいろんな鈴を縫いつけました。足首にはめます。 |